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房州びわと山の幸 福原農園は贈答用の房州びわを無農薬栽培している千葉県南房総市富浦町の房州びわ専業農家です。

福原農園の年間スケジュール



このページでは、福原農園の月ごとの農作業を月ごとにまとめています。
ページ内リンク(パソコンのみ)
1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  
9月  10月  11月  12月

1月


温暖な千葉県南部も1月は寒いです。日が出て暖かくなってから仕事をするようにしています。食用ナバナの注文があったら収穫して発送しています。乾燥した日が多いので、びわ山周辺の防風林、竹林を整備して、枝を燃やしたり、びわの苗木の植え付けを行ったりしています。

2月


びわの接ぎ木を行い、びわの苗木を増やしています。また、びわの木には春肥を与える時期なので、園内のびわの木に年間施肥量の30%ほどを与えます。シイタケの原木や倒木にシイタケ菌の駒打ちをします。

3月


中旬ごろからびわの実に袋をかける作業が始まります。この作業が始まると、他の作業はほとんど行わないで、この袋かけに専念します。よい実を残し、その実に栄養を十分に集めさせるための作業で、大きくておいしいびわを作るためには欠かせない作業です。イノシシに備えて竹林に電柵を設置します。

4月


3月に引き続きびわの袋かけに専念します。4月いっぱいはほとんどこの作業に費やされます。袋かけの合間に竹の子の収穫出荷、竹の子狩りなども行います。この時期、びわの注文も多くなるので、夜はメール返信等の事務仕事を行っていることが多くなります。

5月


びわ注文関連の事務仕事が多く、パソコンの前にいることが多いです。ハウスびわの収穫、発送、甘夏発送などを行っています。6月の露地びわ収穫に向けてびわ山の草刈りを行います。

6月


びわの収穫、発送、びわ食べ放題でとても忙しい月です。びわの実は熟すと自然落果してしまうため、びわが美味しくなってからの収穫は時間との勝負です。福原農園では雨天時はほとんど仕事をしないことが多いのですが、この時期は雨でもフルに仕事をしています。食べ放題が終わったらびわの種の取り出し、洗浄作業を行ってい、びわ山の電柵を撤去しています。びわの木に、びわ収穫後の樹勢を回復させるための夏肥を与えます。年間施肥量の20%ほどです。

7月


6月にびわの仕事に専念していたため、農地では雑草が伸びています。時間を見つけて草刈りをしていきます。甘夏の発送なども行いますが、6月にびわの仕事に専念した直後なので、この月はあまり仕事をせず、のんびり過ごすようにしています。

8月



千葉県南部の8月はとても暑く、晴れの日は長時間外での作業を行うことはできません。そのため、朝方や夕方にできるだけ仕事をするようにしています。室内でパソコンを使ってホームページの改修作業をこなったり、塾に行って夏期講習の授業をしたりしています。びわの種の発送はこの時期に行っています。

9月


福原農園では栗、ミョウガが収穫できるようになり、休日に直売所で販売します。びわの早い品種では9月に花が付き始めるので、びわの実の成長のための肥をびわの木に与えます。年間施肥量の50%ほどです。

10月


新しめの原木からはシイタケが出始めるのでパック詰めして直売所へ持っていきます。この時期にマテバシイの伐採を行っておくと、2ヶ月くらい後、倒木にシイタケ菌の駒打ちを行うことができるようになります。

11月


びわの摘花作業が始まります。びわは200位の花が集まって1つの花芽を作るのですが、寒害を受けやすくなる先端部分の花をとって、根元付近の花に栄養を集め、花の蜜を出させることにより、受粉の確率を高めるための作業です。この作業を怠ると、やはり大きいびわの実にはなりません。例年この時期に中学生を対象とした職場体験学習を行っています。

12月


福原農園のある南房総市は水仙の産地です。年末年始の贈り物に使われる花なので、年末近くに発送作業を行います。シイタケの出荷も行いますが、千葉県の冬はは雨があまり降らず、また朝方など、シイタケも凍ってしまう日があるため、シイタケの成長ははやくありません。


福原農園の農作業の様子はブログ「房州びわと山の幸 福原農園の農業日誌」でもご覧いただけます。


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