ここでは温州みかんの皮に注目し、そのちょっと変わった 利用方法とその効果を紹介します。
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みかんの皮の効果 みかんの皮の風邪薬 みかん類の香りの効果
みかんの皮で床の艶出し みかんの皮で鍋や食器の臭い消しや油汚れに
焼きみかん みかんの皮の入浴剤 固まった砂糖は柑橘類の皮でほぐす
ミカンの皮の蚊取り線香
みかんの皮にはビタミンCのほかAやDも大量に含まれています。皮を干した陳皮は漢方薬として、風邪、のどの痛み、せき、たん、胃のもたれ、吐き気、腹痛、下痢、乳房の腫れなど幅広い効用があるとされています。また、香り成分も果皮の外側に多く含まれており、ミカンの香りを利用したアロマテラピーにも利用されています。
みかん10個分ほどの皮を洗って、荒く刻んだものを1週間陰干しにして乾燥させ、瓶などに密封保存します。皮としょうが各6gに水500ccを加え、水半分くらいまで煮ます。煮汁にハチミツを少量加え、3回くらいに分けて飲みます。
みかんなどのかんきつ類の皮をむくと部屋中にさわやかな香りが広がって、とてもすがすがしい気持ちになります。これは香り成分の働きによるもので、アロマテラピー(芳香療法)効果といいます。かんきつ類に含まれる香り成分は、主に果皮の外側の部分に含まれているため、皮をむいたとたんに香りが漂います。ミカンの香りには、緊張やストレスを和らげ、リラックスさせる効果があると言われています。ちなみに、レモンに含まれる香り成分には気分をリフレッシュさせ、集中力を高める働きがあります。グレープフルーツに含まれるのは、レモンとミカンを合わせたような香りで、気分を明るく、神経系のバランスを整える効果が認められています。
みかんの表皮には艶を出す成分が含まれています。みかんの皮を煮立てた水で床などを拭き艶をだします。
みかんの皮と水を鍋に入れて煮立てると鍋についた魚の臭い消しになります。食器の油汚れも皮の白い部分で拭き取った後、表皮でこするときれいにとれます。
加熱したみかんを食べると血行が促進され、風邪の症状、腰痛、冷え性に効果があるといわれています。引き始めの風邪には、みかんを丸ごと網にのせ、弱火で焼きます。全体が黒くなったら網からおろし、アツアツの果汁を絞って飲みます。しょうが汁を加えると効果的です。
みかんの皮の成分は入浴剤として身体を温める作用があり、冷え性、リュウマチ、神経痛、風邪の予防、美肌などに効果があります。みかんの皮5〜6個分をよく洗って熱湯をかけたものを布袋に詰め、沸かした風呂に侵します。袋でマッサージすると効果が高まります。また、みかんの皮を天日で乾燥させたものを布袋に入れ、熱湯をたっぷりかけて15分ほど蒸らします。汁と布袋を浴槽に入れて使います。ミカンの皮に含まれる香り成分によるリラックス効果も期待できます。
乾燥してカチカチに固まった砂糖。大きな塊になるとなかなかほぐすのが大変です。そんなときは密閉容器に移し替え、砂糖の上にみかんの皮を、白いわたの部分を下にしてのせ、乾燥しないようにぴっちりふたをします。1日おくと皮に含まれていた水分が砂糖にまわって不思議なほどやわらかく、ほぐれやすくなります。皮を除き、スプーンで崩して使います。
今は、渦巻型から電気式まで、各種の優れた蚊取り線香が手に入るようになりましたが、昔はそうそう簡単には手に入りませんでした。そんな頃、ミカン農家の人たちが蚊よけに使っていたのがミカンの皮です。カラカラに乾燥させたミカンの皮をいぶして使ったそうです。
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