福原農園には様々な果樹があり、収穫した果樹を使って、自家用に果実酒を作っています。ここでは果実酒の作り方を紹介しています。
(福原農園はお酒を販売する資格を持っていません。果実酒は自家消費用に作っており、販売は行っていません。)
びわの種酒
びわの種にはアミグダリンという薬効成分が含まれているのですが、刺激が強い物質なので、焼酎などに抽出して飲むのが一般的です。びわの種の効能は「びわの種と葉のご案内」のページで紹介しています。
1.びわの種子1kgに対して、玄米焼酎(あるいはホワイトリカー)1.8lを用意します。甘めの種酒にする場合は氷砂糖も用意します。氷砂糖の量は0g〜1000gの範囲でお好みで入れて下さい。1000g入れると甘くてかなり飲みやすくなります。
2. 広口ビンに少量焼酎(あるいはホワイトリカー)を入れ、内部をアルコール消毒します。
3.びわの種、氷砂糖、焼酎(あるいはホワイトリカー)の順に広口ビンに入れ、蓋をします。
4.半年〜1年ほど寝かせたものを、オチョコ半杯コップにとり、水で3〜4倍に薄めて飲みます。甘みがほしい場合は、はちみつを加えてもよいです。
福原農園でびわの種酒を漬けた時の様子は、福原農園の嫁ブログ「びわ農家の気持ち」の記事「身体を張って、びわの種酒を試すのだ」、「びわの種酒で健康になれたか、なれなかったか!?」でも紹介しています。
びわ酒
夏バテ防止にもおすすめの香り高い果実酒です。 実を丸ごと漬け込むことにより様々な成分が抽出されています。皮膚や粘膜の維持、消化器の働きを助け、高血圧予防などに効果的なカロテンを含みます。癌やインフルエンザの予防に良いとされるポリフェノールも豊富に含んでいます。
材料: びわ 300g レモン 1個 氷砂糖 80g ホワイトリカー 600ml(35度) ・貯蔵びん(1L)1個 (下の写真は、この8倍の量で作っています。)
1.貯蔵びんをきれいに洗って乾かします。気になる方は、洗った後に、ホワイトリカーをしみこませたキッチンペーパーなどで拭き上げてもよいです。
2.びわは、なり口の部分(軸)を包丁で取り除き、よく水洗いします。実をつぶさないように、やさしく洗います。
3.びわの水気を、キッチンペーパーなどでよく拭きとります。
4.レモンは、幅1cmの輪切りにして皮をむきます。
5.貯蔵びんに、びわと輪切りにしたレモン、氷砂糖を交互に入れます。びわは、皮をむいたり、切ったりせず、丸ごと入れます。
6.ホワイトリカー(またはブランデー)を静かに注ぎ、しっかり密閉します。
7.日のあたらない涼しい場所で保存します。時々、貯蔵びんを廻して、味をなじませます。
8.2ヶ月でレモンを取り出し、1年後にびわを取り出します。それぞれ実を取り出す時に、実のかすや種をこします。3ヶ月ぐらいでよい香りが出てきますが、1年以上置くとまろやかになります。
梅酒
材料
・青梅1kg ・氷砂糖300〜600g ・ホワイトリカー1200ml
・3リットル瓶
1.青梅は洗ってからアクを抜くためにたっぷりの水に入れて一晩おきます。
2.水を切り、一粒ずつ水気を拭いておきます。
3.竹串で実のなり口のヘタを取ります。
4.消毒した保存瓶に青梅、氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れます。
3.冷暗所に保存し、時々瓶をゆすって味をなじませます。3ヶ月後位から飲むことができますが、最初はまだ味わいが浅いので、6ヶ月くらいまで待つのがお勧めです。
プラム酒
材料
・プラム(ソルダム)300g ・氷砂糖80g ・ホワイトリカー600ml
・1リットル瓶
1.プラムは洗って水気を拭いておきます。
2.消毒した保存瓶にプラム、氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れます。
3.冷暗所に保存し、時々瓶をゆすって味をなじませます。2〜3ヶ月したらプラムを取り出します。3ヶ月後位から飲むことができます。
ヤマモモ酒
クエン酸やアントシアニンなど、疲労回復に効果がある成分を含んでいる果実酒です。
材料
・ヤマモモ 600g ・ホワイトリカー1000ml ・ 氷砂糖 200g
1.ヤマモモ表面の汚れなどを取りのぞき、きれいに洗って水分をふき取ります。
2.消毒済の瓶にヤマモモ、氷砂糖を入れホワイトリカーを注ぎます。3.冷暗所に保存し1か月くらい経ったら実を取り除き濾します。
4.さらに熟成させ3か月くらいからが飲み頃です。
キンカン酒
コロンと漬け込んだ姿がかわいい果実酒です。風邪予防や咳止めになります。
材料
・キンカン300g ・氷砂糖100g ・ホワイトリカー550ml
※氷砂糖の代わりにハチミツ140gを使ってもよいです。
1.キンカンはぬるま湯でよく洗い、水気を拭いてから楊枝で数カ所刺しておきます。
2.消毒した保存瓶にキンカンと氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎます。
3.1ヶ月したらキンカンを取り出します。1ヶ月後位から飲むことができます。
ミカン酒
ビタミンCとカロテンが豊富です。カロテンはビタミンAとして風邪予防、目や皮膚、髪の健康を保つ働きがあります。
材料
・ミカン 中3個 ・クローブ 5、6本 ・氷砂糖50g
・ホワイトリカー400ml
1.ミカンはよく洗い、皮をむきます。皮は3で使います。
2.実の白いワタを取り、横半分に切ります。
3.皮に残っているワタを包丁でそぐようにして取り除いておきます。
4.消毒した保存瓶にミカンの実、皮、クローブ、氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎます。
5.冷暗所に保存し、時々瓶を軽く揺すって味をなじませます。1週間で皮を取り出し、2ヶ月で実を取り出します。2ヶ月後位から飲むことができます。
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