房州びわは生ものですので、そのままではあまり日持ちしません。みかんなどのかんきつ類と違い、追熟もほとんどしないので、通常は早めに召し上がったほうが良いです。また、びわの保管は通常、常温保存をしますが、短時間なら冷蔵しても、それほど風味は落ちません。びわを大量にもらったなどして、どうしても食べきれない時などは、冷凍しておいて、後でシャーベット感覚で食べるのもなかなか美味しいです。
ここでは、びわを長期保存して楽しむためのレシピを紹介しています。びわの種や葉を使ったレシピや栄養成分については、「房州びわの種、葉の効果と使用方法」のページをご覧ください。また、びわのご注文は「房州びわのご案内」のページでお受けしています
福原農園では、年によっては余ったびわで「びわジャム」を作っています。詳しくは、「びわジャムのご案内」のページをご覧ください。
(↓2021年5月28日の福原農園instagramより↓)
ページ内容(ページ内リンク)
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びわシロップ漬け びわゼリー びわ酒
びわパフェ びわジャムとシロップ煮を使ったミルフィーユアイス
黒糖びわジャム びわの果実の栄養成分と効果
材料: びわ シロップ(水1リットルに対し砂糖500g)
1.びわは、水洗いをして、ヘタとヘソの部分を5mmくらい切り落とします。
2.皮をむきやすくするために熱湯に1分ほどくぐらせ、冷水にとって冷まします。
3.よく水切りをし、果肉に傷つけないように皮をむいて縦半分に切り、種を取りのぞきます。
4.酸化防止のため、薄い塩水に3分間浸します。
5.密閉容器にびわと、ヒタヒタになる程度にシロップを入れて、容器ごと80℃のお湯の中で、熱湯消毒をしておきます。
夏バテ防止にもおすすめの香り高い果実酒です。
実を丸ごと漬け込むことにより様々な成分が抽出されています。
材料: びわ 300g レモン 1個 氷砂糖 80g
ホワイトリカー 600ml(35度) ・貯蔵びん(1L)1個
(上の写真は、この8倍の量で作っています。)
1.貯蔵びんをきれいに洗って乾かします。気になる方は、洗った後に、ホワイトリカーをしみこませたキッチンペーパーなどで拭き上げてもよいです。
2.びわは、なり口の部分(軸)を包丁で取り除き、よく水洗いします。実をつぶさないように、やさしく洗います。
3.びわの水気を、キッチンペーパーなどでよく拭きとります。
4.レモンは、幅1cmの輪切りにして皮をむきます。
5.貯蔵びんに、びわと輪切りにしたレモン、氷砂糖を交互に入れます。びわは、皮をむいたり、切ったりせず、丸ごと入れます。
6.ホワイトリカー(またはブランデー)を静かに注ぎ、しっかり密閉します。
7.日のあたらない涼しい場所で保存します。時々、貯蔵びんを廻して、味をなじませます。
8.2ヶ月でレモンを取り出し、1年後にびわを取り出します。それぞれ実を取り出す時に、実のかすや種をこします。3ヶ月ぐらいでよい香りが出てきますが、1年以上置くとまろやかになります。
びわは多くのベータカロチンを含んでおり、その含有率は果物のなかでもトップクラスです。ベータカロチンは体内でビタミンAに変わり、体の免疫力を高めてくれます。体の表層部や粘膜を丈夫にする働きがあり、せきやたんをを抑えるたり お肌を潤いを与えます。ビタミンAに変化しなかったベータカロチンは抗酸化作用という働きで、ガン、老化などの予防に役立つといわれています。
研究機関の動物実験によって、ベータクリプトキサンチンに、 発ガン抑制効果があることが明らかになりました。 その効果はベータカロチンの約5倍といわれ、ガンの予防に期待されています。
カリウムは日頃過剰摂取しがちなナトリウムの排泄を促す働きがあり、 血圧を正常に保ち、動脈硬化や心疾患の危険性がある高血圧を防ぎます。
これらの食物繊維には優れた整腸作用があり、便秘改善に加え生活習慣病や大腸ガンの予防にも役立ちます。
ポリフェノール類の抗酸化作用は老化やガンを防ぐといわれています。1回の研究でびわの葉から30種の新しいポリフェノール類が発見されるほどで、これからも新しい効果が明らかになりそうです。
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※6月は繁忙期になっています。お問い合わせは極力ご遠慮ください。
※びわ狩りのお問い合わせをよくいただくのですが、当農園ではびわ狩りは行っていません。よろしくお願いします。
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